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新宿区役所の福祉課では、ホームレスの人たちに対し、カンパンとカップメンを配っている。私は、今度は区の職員に話を聞いた。
「彼らは自分で何とかしようとしないんですよ。国民には勤労の義務があるということをわかっていない。食べ物あげてもきりがないんですよね。」ホームレスの人はなまけものだという顔をして、彼は言った。
彼らは、本当になまけものなのだろうか。確かに、彼らは仕事をしていない。都やボランティアの食料の支給にたよった生活をしている。甘えのある人が多いのは事実かもしれない。
しかし、目に見える結果だけから、彼らをなまけものと判断するのは性急ではないだろうか。『会社という組織になじめなかったから』『自由な日雇いの仕事がなくなったから』という彼らの言い分の奥を、私たちは見つめなければならないと思う。 私はホームレスの人に足りないものは自立心と自分のビジョンだと思う。常に変化する社会に対応できず、自分の行く末を見つけられなかった人達がホームレスだと感じる。
渋谷を歩く高校生は言う。「若いうちは好きなことをしたい。楽しみたい。」私は彼らが自分のビジョンや自立心を持てるのか疑問に思う。ふと彼らとホームレスが重なって見えた。