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日本製の鉛筆だ。握りやすい三角形に、鮮やかな色がぬられている。目立つデザインはないが、簡潔でかえって気品がある。芯も丈夫で、何度落としても大丈夫だ。普通の鉛筆の二倍の価格で販売されているが、とてもお買い得と考えている。
初めてこの鉛筆を使った時の喜びを、今でも覚えている。
それから、日本製の文具に好感を持つようになった。ある日、文具店である日本製の消しゴムを見つけた。デザインがとてもおもしろい消しゴムだった。店員に値段を聞くと、10元だと言うのだ。中国の普通の消しゴムはたった1元ほどなので、これは本当にたかすぎる。二週間悩んでいたが、日本製の鉛筆で書いた文字は、やはり日本製の消しゴムで直したほうがいいと思い、ついに、「買おう!」と決めた。
もともとデザインが気に入って買ったのだが、使ったら、意外に消しやすいのだ。そのため、うれしくてたまらなかった。
それから、日本製品に惚れてしまって、文房具だけでなく、日本製品についての事情にも関心を持つようになった。
日本製品は世界中で愛されている。日本製品といえば、ハイテクノロジー、ユニバーサルデザイン、高いコストパフォーマンスなどのイメージがある。上海万博でも、日本館は「心の和、技の和」をテーマとして、各国の観光客の目を引いている。日本製品は先端技術が使われているだけでなく、人の心を温める力も持っている。欧米のハイテク製品は、冷たいと感じる。それに対し、日本のハイテク製品にはやさしい感じがある。それはなぜかというと、やはり細かいことに着目しているからだ。
日本人は製品をデザインするとき、使う人の立場に立っている。それはわたしが最も感心を持っているところだ。技術は、人によりよい生活を与えることにこそ意味がある。そのため日本製品はユニバーサルと言われる。
鉛筆やロボットなど、日本製品の相手のための考え方に感銘する。そして、いつか中国製の製品も日本製品のように、細かいことにも着目し、細部まで心をこめて作ってほしいと思う。