- 签证留学 |
- 笔译 |
- 口译
- 求职 |
- 日/韩语 |
- 德语
「あなたが大きくなったら、なにをするつもりですか?」と質問されたら、日本の小学生は「教師になりたいとか、本屋さんになりたいとか、農家になりたい」とか生活にしっかりつながって、実現しやすい答えを言う。さらに清掃員になりたい小学生も数多い。が、中国の小学生は科学者になりたいだの、宇宙飛行士になりたいだの、数学家になるつもりだの偉大で実現しがたいことを答える。同じ年の子供であるが、なぜかその答えはぜんぜん違う。中日は一衣帯水の隣国で、そんなに大きな違いがあるのは不思議だと思う。いくら考えてもその原因が分からない。図書館で本を借りて読んだ後、それは日中両国の児童教育と関係深いことがわかった。
日本は敏感繊細な民族で、取るに足りないことからでも人生の意味を発見できる。日本の子供たちは生まれてから「些細なことにも注意しなさい」と教えられるから、日本の子供たちは平凡な生活の中で非凡なことを発見することができる。彼らの考えによると、教師とか、農家とかはすばらしい職業で、「それらの仕事ができたら、私もすばらしい人になれる」と思う。ところが、国土面積が大きい中国で普通の人になるのは頭が上がらないことだと思って、子供たちは小さい頃から「偉大な人になって、社会のために貢献しなさい」という教育を受けている。それはただ日中児童教育の断面である。ほかに違うところが山ほどあると思われる。
第一、日常生活
日本では、専門的な保育機関があって、赤ちゃんは生まれた後、たった一ヶ月経ってそこに送られて教育を受ける場合もある。しかしながら、中国の子供たちは三、四歳になってはじめて、幼稚園に送られる。幼稚園に入ったら、先生は父母に「子供が使うものを用意してください」と言う。中国人の父母はそれぞれのものを一つの袋に入れてそのまま先生に渡すが、日本人の父母は子供の物品を分けてさまざまの袋に入れて別々にし、それから、必要な時には、すぐにそれを探すことができる。
第二、意志を育てる
中国では、計画出産のため、大部分の家庭には一人だけの子供がいて、子供は家庭の中心であり、「小皇帝」、「小公主」として育てられ彼らはどんな要求があってもなんでもかなえられる、家事もぜんぜんやらない。そのため、一人で生活できない、体が弱い、根気がない……と言われる。