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僕が初めて、日本で大地震が起きた事を知ったのは、下校中の地下鉄の中だった。一緒に乗っていたクラスメートの一人が、携帯のニュース配信を見ながら言った。
「日本で地震があったらしい。」
その時、僕は何の気にも留めなかった。日本で地震が起こるなど、良くある事だ、と思っていたからだ。小さい頃、僕は日本に住んでいて、ちょっとした地震など、殆ど日常茶飯事だと知っていた。
「マグニチュード8.9らしい。」
彼は付け加えた。
僕は一瞬ギクッとした。こりゃ大きいな、大変なことになっているだろう、と僕は思った。日本にいる友達は大丈夫だろうか?日本で働いている叔父さんは大丈夫だろうか?小さな不安が僕に訪れた。
「そりゃいい話だわ、何々?」と、もう一人のクラスメートがニュースの詳細を見る為に携帯を奪っていった。
その言葉を聞き、僕は心が詰まった。なんだ、これのどこが「いい話」なんだ、と、僕は彼女のことを心の中で責めていた。しかし、言葉には出せなかった。雰囲気を気まずくさせたくないからだ。なぜ彼女はあんな言を言えたのだろうか?やはり、日本と中国の間の歴史的怨念のせいなのか?
日本と中国の間に過去の怨念があるのは確かだ。そのせいで、中国と日本が友好な関係を結んだ今となっても、日本に対して抵触感を抱いている中国人が存在するのも事実だ。ある中国のウェブサイトで、「日本大地震に救援を出すべきかどうか」についてアンケートを調査したところ、80%が「救援するべきだ」を選んだのに対して、残りの約20%が「救援を出すべきではない」を選んだ。
その20%のなかには、只の冗談で選んだ人もいるかもしれないが、それでも僕は心底憤慨した。