日本語ではだれがそう感じたのか、そう思ったのか、ということを明示しない言い方が非常に多い。これを中国語に訳す場合には、主体を明痛こすることが必要である。感じた主体が「私」なのか「一般の人」なのかはっきりしないとき、中国語では“人”という語が登場してくることが多い。
♦風が窓に当たるので、うるさくて寝られない。
风吹打着窗户,吵得让人睡不着。
♦彼の好意はわかるが、それはありがた迷惑だ。
他虽是好意,可那反倒让人为难。
♦この記事の内容はどうも疑わしい。
这个报道的内容令人生疑。
♦彼は愛すべき男だ。
他是一位令人喜爱的男子。
♦きみがそんなことを言うなんて驚いたよ。
你竟说出这种话,真叫人吃惊。
♦またお隣のイヌにかまれた、まったく頭にきちゃう。
我又被邻居家的狗咬了,真气死人了。
♦ 途中、道がひどく渋滞して、ほんとうに気が気じゃなかった。
路上塞车塞得历害,真急死人了。
★用例集
◊器量は普通だが愛嬌がある。
虽然长相一般,可是很讨人喜欢。
◊あきれた値段。
吓人的价格。
◊頭が痛い話だ。
真让人头疼。
◊あの人は当たり障りのないことばかり言う。
那个人净说不得罪人的话。
◊この部屋は暑苦しくてたまらない。
这屋里闷热得让人受不了。
◊この部屋は天井が低くて圧迫感がある。
这个房间的屋顶低,给人ー种压迫感。
◊最近の彼の行為は目に余る。
他最近的行为实在让人看不下去。