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消防車がやって来て、すぐその火事を消し止めた。
この文は、2の文とは違い、1の文と同じように、起こった事がらをそのまま述べています。この3の文を1の文に続けると、
(何が起こった?)
「火事があった」
(次に何が起こった?)
「消防車が火事を消した」
というつながりになります。
2の文は違います。「火事」を話の中心にして、それに対する疑問に答えています。2の文は、1の文を受けて、
(何が起こった?)
「火事があった」
(火事はどうなった?)
「火事は消防車によって消された」
というつながりを作ります。
この例の「火事は」のように、ある語を取り上げて、それについて何かを述べるような形の文を「主題-解説」型の文、略して「主題文」と呼びます。そしてこの「火事は」のような「名詞+は」を「主題」と呼びます。以上のように考えると、日本語の文は、2のような主題文と、1や3のような主題のない文、「無題文」の二つに大きく分けられることになります。
以上のように、「補語-述語」という文の骨組み以外に「主題-解説」というとらえ方で日本語の文について考えることは、非常に重要なことです。そうすることによって、上の例2と例3の違いを知り、それらをうまく使い分けるための規則、つまり主題文と無題文を適切に使うための文法を記述することができるのです。
上の例2では、「火事は」はこの文の主題であると同時に、「消された」という述語の補語になっています。二つの機能を果たしているのです。この二つの機能の重なりを理解することが、日本語の文の構造を理解する上で必要なことになります。
たぶん、英語などの文法では、このような考え方をあまりしなかったと思います。それは、英語などではこの「主題-解説」という構造がはっきりした形で表されないからです。日本語では、「名詞+は」という、非常によく使われる形がこの「主題」を示す役割を持っています。日本語の文法を考えるには、そのことに特に注目する必要があります。
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